24番 船 生 哲 夫
25番 鈴 木 幸 夫
26番 山 崎 正 信
27番 芳 田 利 雄
23番 手 塚 久 寿
欠席議員(なし)
地方自治法第121条の規定による出席要求によって出席した者
市 長 阿 部 和 夫 経済部長 金 子 稔
助 役 渡 邉 南 泱
環境対策部長 宇 賀 神 正 雄
収 入 役 鈴 木 茂
都市建設部長 栗 坪 建 雄
企画部長 大 橋 勲 水道部長 渡 辺 政 夫
総務部長 福 田 康 行 参 事 金 子 孝 之
市民生活部長 柴 垣 重 司 教 育 長 西 山 義 信
保健福祉部長 高 田 久 男 教育次長 古 澤 正 己
事務局職員出席者
事務局長 大 下 仁 平
事務局次長 福 田 孝
○議長(船生哲夫君) ただいまから平成17年第2回
鹿沼市議会定例会を開会いたします。
(午前10時00分)
○議長(船生哲夫君) これから本日の会議を開きます。
現在出席している議員は27名であります。
それでは、本日の議事日程を事務局長に朗読させます。
○事務局長(大下仁平君) 議事日程を朗読。
○議長(船生哲夫君) 日程の朗読は終わりました。
日程第1、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。この定例会の会期を本日から18日までの18日間といたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(船生哲夫君) ご異議なしと認めます。
したがって、そのように決定いたしました。
続いて、日程第2、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員に、8番、
赤坂日出男君、19番、小川清正君を指名いたします。
続いて、日程第3、報告第1号
専決処分事項の報告について(損害賠償の額の決定及び和解)から報告第14号 平成17
事業年度有限会社農業生産法人かぬま事業計画及び予算の報告についてまで、及び議案第2号
専決処分事項の承認について(
下水道資源化工場施設の建設及び維持管理に関する事務の委託に関する規約の変更)から議案第47号 鹿沼市
固定資産評価審査委員会委員の選任についてまでを議題といたします。
市長から提案理由の説明を求めます。
市長、阿部君。
○市長(阿部和夫君) おはようございます。平成17年第2回
鹿沼市議会定例会の開催に当たり、市政運営に臨む私の基本的な考え方を述べさせていただきます。
昨年は、4年に一度のオリンピックイヤーでありました。私も国民の一人として、アテネから送られてくる映像に夜ごと熱中させられましたが、特に新・
健康都市宣言の際、本市にお招きをいたしました女子柔道の
谷亮子選手を初めとする
日本人選手の目覚ましい活躍に大いに感動し、勇気づけられました。そこに至るまでの選手たちの努力と精進、そして集中力に心より称賛を送りたいと思います。
一方、ご承知のように、台風の上陸や集中豪雨が相次ぐ中、10月には
新潟県中越地震、年末にはインド洋の大津波により、多くの方が被災されました。被害地域の一日も早い復興を願いますとともに、被災された方々に対し心よりお見舞いを申し上げます。
くしくも、ことしは阪神・
淡路大震災から10年目に当たる年でありますので、日ごろの防災対策の重要性を再認識し、万が一の際の備えに万全を期して、安全、安心な
まちづくりを進めていきたいと考えております。
私は、市長就任以来、「市民とともにつくる市政、開かれた市政」を政治信条として、市民の皆様一人一人の声を大切に、また鹿沼の「元気なあした」を実現するため、これまで全力投球で市政に取り組んでまいりました。幸い市民の皆さんの絶大なご支援、ご協力、そして議員各位のご理解をいただきながら市政に邁進することにより、1期目の4年間において、目標として掲げた諸施策は、おおむね具現化することができました。
そして昨年6月、さらなる鹿沼市の発展のため、2期目の市政運営について、皆様のご審判を仰ぎましたが、無投票によりご信任をいただき、引き続き鹿沼市のかじ取りを任せていただくことになりました。改めてその責任の重大さに身の引き締まる思いであり、立候補に当たり掲げました公約の実現に向け、決意を新たにしているところであります。
今、我が国は、予想を超える速さで情報化や
少子高齢化が進行し、
社会経済システムそのものが大きな転換期を迎えております。このような時代に対応するため、国では、行財政の
構造そのものを変革して地方分権を推進する三位一体の改革を進めており、さらにこの方針に基づく施策の一環として
市町村合併を促進しております。
鹿沼市におきましては、昨年6月に粟野町からの申し入れを受け、「鹿沼市・粟野町
合併協議会」を設置し、新しい鹿沼の
まちづくりの指針である「
新市建設計画」を策定するとともに、個別の制度や事務事業の調整を行い、合併の準備に取り組んでまいりました。
順調に進めば、平成18年1月1日には、現在の粟野町を含めた新市「鹿沼市」が誕生いたします。栃木県西部の中核都市として、さらに存在をアピールしていきたいと考えております。
ことし平成17年は、
総合計画基本計画「かぬま“夢未来”
創世プラン」の最終年に当たる年であります。これまで5か年の施策を総括するとともに、本市が新たなステップへと進むための礎を築く年にしていきたいと考えております。“夢未来”
創世プランには、82項目、143の重点事業を掲載しておりますが、本市では、行政評価の一環として、この重点事業の進行管理を実施しております。事業の評価につきましては、担当部局における自己分析、さらに庁内に設置した
政策評価会議による客観的な評価分析を経た後、各種団体の代表や
知識経験者で構成されております
総合計画審議会委員による
推進懇談会の開催や、
市民アンケートなどにより、多くの方々から意見を聴く機会を設けております。また、これらの結果につきましては、市の広報紙や
ホームページ、
情報コーナーなどを活用して広く市民に公表しているところであります。
事業の進捗状況につきましては、平成15年度終了時点で約90%と、ほとんどの重点事業が計画どおり進んでおり、5か年のプランはおおむね順調に推進できているものと考えております。
また、住民の皆さんの声を直接お聴きするため、昨年開催いたしました
まちづくり懇談会では、市内13会場において1,156人のご参加をいただき、地区要望や
フリートークで119件の貴重なご意見などをちょうだいいたしました。今後もあらゆる情報収集や交換の手段を活用して市民の生の声を聴き、地域や個人の抱えている問題やニーズに即応できる、きめ細かな
行政サービスの提供に努めてまいります。
最近の経済情勢でありますが、全国的に見ますと、主要銀行の
不良債権残高は減少し、
企業倒産件数も28か月連続して前年同期の水準を下回るとともに、雇用の面では、2年前に5.5%にまで達した失業率が4%台にまで縮小するなど、景気は緩やかな回復基調にあるとされております。しかしながら、地域や中小企業に目を移しますと、個人消費は伸び悩み、デフレからの脱却もなかなか進まない状況であり、いまだ厳しい状態にあることは認識をしております。
本市財政におきましても、これまでの景気低迷の影響などによる市税の減収に加え、三位一体の改革の影響により、
国庫補助負担金や地方交付税等主要な財源の確保も予断を許さない状況でありますが、地域経済を活性化し、だれもが住みたくなる元気なまちをつくるために、より一層の行政改革を推進しつつ積極的な施策展開を図っていきたいと考えております。
具体的に取り組む事業内容を、基本計画“夢未来”
創世プラン施策展開の5本の柱ごとにお示しいたしますと、一つ目の柱の自然を大切にしながら快適に暮らす“きれいな
まちづくり”につきましては、まず
重点プログラムである「
JR日光線新駅整備」の実現に向け、引き続き努力してまいります。本事業は、宇都宮、日光方面への渋滞緩和や
少子高齢社会、
環境問題等に対応する公共交通の充実を目的として推進しているものであります。今後は、JRからの
正式協議開始の回答を受け次第、速やかに
整備プランを公表し、市民の皆さんからの声をお聴きしながら、駅舎などの
基本設計作業を進め、新駅の早期実現を目指したいと考えております。
次に、同じく
重点プロジェクトに位置づけております
中心市街地新
拠点整備事業につきましては、地元の皆さんや各種団体、グループなどとの懇談や
アンケートなどを経て意見を集約し、昨年6月に基本構想、ことし2月に
基本計画案を作成いたしました。16年度中には、計画全体をまとめることにしております。今後この計画に基づき、住民の皆さんと協働で鹿沼市の顔づくりに取り組んでいきたいと考えております。
また、千手通りを初めとする
都市計画道路や市道の整備を進めるほか、JR鹿沼駅西口の駅前広場に隣接する1.1ヘクタールの区域につきましては、県が行う
交差点改良事業とあわせながら、まちの玄関口としてふさわしい魅力的で活気あふれる都市空間の形成を目指し、
区画整理事業を推進してまいります。さらに、府所町市営住宅の建て替えにつきましては、来年2月には入居できるよう現在工事を進めているところであります。
本市は、昨年1月1日、全国に向け環境都市を宣言いたしました。今後さらに環境負荷の低減に努め、持続可能な
循環型社会の実現を目指して、環境都市にふさわしい
まちづくりを進めてまいります。
まず、「環境の保全のための意欲や増進及び環境教育の推進に関する法律」が平成15年7月に制定されたのを受けまして、
県内市町村に先駆け、本市独自の「環境教育の推進に関する基本方針」を定めました。これに基づき、
環境教育指導者の養成を初め、学校教育、社会教育及び事業所などにおける環境教育を推進するとともに、市民の自主的な
環境保全活動を支援してまいります。
また、資源と
エネルギーの有効活用を推進するため今年度策定いたしました「地域新
エネルギービジョン」に基づき、行政の率先行動の一つとして、
リサイクルセンターに
太陽光発電設備を設置いたします。
次に、生活排水の処理につきましては、
西大芦地区において
特定環境保全公共下水道が供用開始となりますが、引き続き地域の実情に合わせまして、安定的かつ効率的な処理の方法を選択し整備を進めてまいります。
さらに、
市民サービスの向上を目的に、新年度より
ハッピーマンデーごみ収集事業として、休日の月曜日のごみ収集を開始いたします。
次に、二つ目の柱である生きがいを持って働き豊かに暮らす“活力ある
まちづくり”についてでありますが、先ほど触れましたとおり、地域経済は、全国的な
デフレ基調の中、長引く景気低迷の影響を受け厳しい状況が続いております。このため、市では、「鹿沼市
経済元気アップセンター」を中心として引き続き各種の
地域経済活性化対策事業に取り組み、本市経済の底上げを図ってまいります。
まず、足銀問題に対処する中小企業への支援策として、市の制度融資の充実を図り、「
中小企業元気アップ資金貸付事業」を実施いたします。また、
中心市街地の活性化を目的としてスタートいたしました「かぬま冬まつり」が、商店のみならず一般家庭や企業、団体等多くの方々からのご賛同をいただき、市内全域へと広がりを見せております。ことしの年末も、鹿沼のまちが、イルミネーションでさらに光輝くよう支援していきたいと考えております。
また、
市内商店会などの振興や消費拡大を目的として昨年発行され、好評でありました
プレミアムつき商品券につきましても、引き続き支援をしてまいります。
次に、「木のまち」鹿沼の地場産業の振興につきましては、地場産材の需要拡大を図るため、公共施設の
木造木質化や木製机、いすの導入、
木造住宅建設補助などを継続してまいります。さらに、新たな施策として、鹿沼材と
木工建築技術の粋を集めた「木の
家モデルハウス事業」を展開していきたいと考えております。
また、
住宅関連産業や
機械金属工業を支援する施策として、各種の経営指導や
先端機械導入補助などを実施してまいります。
農業施策につきましては、
首都圏農業の一層の振興を推進し、農業所得の増大を図る事業や、良好な水田農業の生産基盤を確保するため、
土地改良事業を推進いたします。また、市内の
有機性資源の有効活用と
循環システムを確立するとともに農村環境の改善を目指し、その中核施設となる「
堆肥化センター」の整備促進を図ってまいります。
さらに、既に一定の評価をいただいているイチゴ、ニラ、和牛など鹿沼の農畜産物や新たに認定いたしました「かぬまブランド」につきましては、「かぬま
ブランドフェア」の開催や
ホームページなどを通じ全国に向けPRしていきたいと考えております。
次に、三つ目の柱であるふれあいを広げ健康で幸せに暮らす“やさしい
まちづくり”についてですが、まず防災対策につきましては、先ごろの中越地震や阪神・
淡路大震災を教訓として、今以上に安全、安心なまちを築いていきたいと考えております。このため、「鹿沼市
地域防災計画」の周知徹底を図るとともに、
消防緊急指令装置の更新をしたところであります。今年度は、さらに消防団の強化策を推進していきたいと思います。
次に、
知的障害者入所更生施設やまびこ荘につきましては、デイサービスの提供やショートステイへの対応など、機能を充実して再整備を進めてまいります。また、昨年6月、出会いの森にオープンいたしました高齢者・障害者トレーニングセンターなごみ館の利用を高めていきたいと考えております。いずれも、高齢の方や障害を持っている方であっても、だれもが健康で自立した生活が送れることを願い、推進するものであります。
一方少子化の進行は、我が国の将来における大きな課題であります。安心して子育てのできる
環境づくりを積極的に取り組んでいきたいと考えております。具体的には、
不妊治療医療費助成を継続するほか、
放課後児童対策として学童保育の充実を図るため、西小学校に続き、
石川小学校において施設の整備を進めてまいります。また、病後間もない児童の保育に対応する病後児保育に新たに取り組むほか、
子育て支援センターを増設いたします。
さらに、休日・夜間急患の診療につきましては、医師会のご協力をいただきながら、休日
夜間急患診療所として、休日及び夜間診療を実施いたします。さらに、
在宅難病患者の方の介護を支援する
短期入所事業や、ALS(
筋萎縮性側策硬化症)患者の方に対する
通所介護サービスを提供する環境整備を進めてまいります。
次に、四つ目の柱である個性と文化をはぐくみ生き生きと暮らす“やさしい
まちづくり”につきましては、まず重点事業の「
自然体験交流センター整備事業」において、山村の自然、森林空間などを活用した体験学習や
農林業体験、
森林レクリエーションなどの活動の場を提供するための拠点施設として整備を進めており、現在17年度中の一部オープンを目指し、宿泊と管理棟の建設を進めております。年度内には、体験棟や
野外炊事場にも着工する予定であります。
また、学校との連携により、さまざまな形で参画する保護者のかかわり方など、総合的な活用方向や
体制づくりを進めてまいります。
次に、スポーツの振興についてでありますが、2006年、ドイツで開催される
サッカーワールドカップ予選がいよいよ始まりました。本市の
サッカー競技人口は、
スポーツ少年団が16チーム、中学校が4校、社会人では約15チーム、そのほか幼児などを含めると約1,000人を数え、ソフトボール、野球に次ぐ第3位の競技人口を有しております。これら関係する方々の要望にお応えし、
日本サッカー協会の助成金を受けて、多目的な利用も可能な
サッカー場を整備いたします。
学校教育関係につきましては、地場産材を活用した
西中学校校舎の改築を進めますとともに、
菊沢東小学校屋内運動場の改築や
みどりが丘小学校の校舎増築を行い、良好な教育環境の創出を図ってまいります。
また、少人数学級の推進を目指し、国の
緊急雇用対策事業の廃止に伴い、市独自で
非常勤講師を配置するとともに、17年度の教科書改訂に対応し、教師用指導書の整備充実を図り、きめ細かな教育を推進いたします。
不登校児童対策としては、家庭に引きこもりがちな児童生徒への訪問指導や相談に対応する教育相談専門員を現在の3名から6名に増員し、教育研究所及び小中学校間のネットワークを構築して対応してまいります。
次に、五つ目の柱である交流を深めふるさとを愛して暮らす“ほこれる
まちづくり”についてでありますが、本市では、効率的な財政運営や公平、公正で開かれた行政と
市民サービスの向上を目指し、市民とともにつくる市政を推進しております。
この一環として、これまでにISO14001を環境部門で、またISO9001を事務部門で30課4室4事務局で認証取得をいたしました。さらに、17年度には、ISO14001を本庁、東館に、またISO9001につきましては、出先機関などを含め38課4室4事務局までに拡大認証取得を予定しており、職員の
行政サービスへの意識喚起を、より一層進めてまいります。
また、地域情報化の推進を図るため、鹿沼ケーブルテレビが行っているケーブルテレビ網の整備、エリア拡大事業に対する支援を実施しております。現在サービスエリアは、市全世帯のおおむね90%を超えるまでに拡大されてきましたが、今後も順次エリアの拡大を進めてまいります。
また、鹿沼ケーブルテレビが聴覚障害者のために文字放送を開始したことを受けまして、聴覚障害者がケーブルテレビへ加入する際の経費の補助制度を新たに設け、情報のバリアフリー化を推進しております。市民の皆さんが、ひとしく市政を初め手軽に必要な情報を知ることができる環境を整えていきたいと考えております。
本市のイメージアップにつきましては、国指定文化財となりました「鹿沼ぶっつけ秋祭り」や全国一のさつきの祭典「鹿沼さつき祭り」、「花火大会」、「夏まつり」、「冬まつり」など各種イベントの充実とPRに努めるほか、先にも触れましたが、鹿沼ブランドの全国展開を始め、鹿沼の技術や伝統などにつきましても、私が先頭に立ってトップセールスに当たっていきたいと考えております。
今厳しい財政状況の中、全国的に
市町村合併が進むなど自治体間の競争はますます激しいものとなり、それぞれの個性とユニークな施策展開が求められる時代となっております。今後とも、市民、行政が一体となり、自らの創意と工夫で個性を発揮し、真に豊かで住みよい“元気な鹿沼”づくりを進めていきたいと考えておりますので、議員各位、そして市民の皆様方のさらなるご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
引き続き、提出議案についてご説明申し上げます。
今回提出いたしました議案は、予算18件、合併関係4件、条例16件、人事4件、その他4件の計46件であります。このほか報告14件であります。
報告第1号から報告第8号までにつきましては、
専決処分事項の報告であります。
報告第1号は、平成16年9月9日、鹿沼市上殿町257番1地先国道293号上において、総務部職員が運転する軽乗用自動車が、停車中の相手方所有の軽乗用自動車に衝突し、破損させたことに対し、損害賠償の額18万4,710円を支払い和解したものであります。
報告第2号は、平成16年7月23日、第57号議案として議決された鹿沼市立
西中学校校舎改築工事(建築工事)が、その後一部設計変更により17億8,573万5,000円となるので、契約の金額を変更したものであります。
報告第3号は、平成15年8月8日、第63号議案として議決された鹿沼市立
西中学校校舎改築工事(機械設備工事)が、その後一部設計変更により2億1,819万円となるので、契約の金額を変更したものであります。
報告第4号は、市営住宅の家賃の滞納者2人に対し、市営住宅の明け渡しなどを求め、訴えを提起したものであります。
報告第5号は、平成16年11月19日、鹿沼市上野町226番地15グランデージュハーモニー駐車場内において、環境対策部職員が運転するごみ収集車が後進し、停車中の相手方所有の普通乗用自動車に接触し、破損させたことに対し、損害賠償の額20万5,590円を支払い和解したものであります。
報告第6号は、平成16年11月19日、鹿沼市白桑田557番16地先市道0354号線上において、相手方運転の普通乗用自動車が道路陥没地に落ちて破損したことに対し、損害賠償の額9,492円を支払い和解したものであります。
報告第7号は、平成15年8月8日、第60号議案として議決された鹿沼市公共下水道黒川終末処理場建設工事委託が、その後一部設計変更により8億2,100万円となるので、契約の金額を変更したものであります。
報告第8号は、平成17年1月7日、鹿沼市千渡2322番3地先市道1258号線上において、環境対策部職員が運転するごみ収集車が後進し、相手方宅の塀に衝突し、破損させたことに対し、損害賠償の額8万1,591円を支払い和解したものであります。
報告第9号から報告第14号までにつきましては、財団法人鹿沼市農業公社、財団法人鹿沼市花木センター公社及び有限会社農業生産法人かぬまの平成16事業年度における事業及び決算並びに平成17事業年度における事業計画及び予算に関する書類を、法の定めるところにより提出するものであります。
議案第2号
専決処分事項の承認につきましては、
下水道資源化工場施設の建設及び維持管理に関する事務の委託に関する規約の変更であります。那須塩原市の設置に伴い、
下水道資源化工場施設の建設及び維持管理に関する事務の委託に関する規約の一部を変更することについて、栃木県と協議するためのものであります。
次に、議案第3号 平成17年度鹿沼市
一般会計予算について申し上げます。
我が国経済は、企業部門の改善により緩やかながら回復の動きは見られますが、依然デフレ状態が続き、個人消費の伸び悩みなど、厳しい状況にあります。
このような状況において、国は、「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2004」を踏まえ、歳出改革路線を堅持、強化し、予算配分の重点化、効率化に取り組む編成作業を進めております。
一方、本市財政は、引き続く市税収入の落ち込みに加え、国の「三位一体の改革」による地方交付税を含む主要財源の確保も予断を許さない状況にあります。このような中で、平成17年度は、第4次総合計画第2ステージ「かぬま“夢未来”
創世プラン」の最終年「仕上げの年」に当たることから、その計画に盛り込まれた諸施策の着実な推進に全力を挙げるとともに、引き続き財政健全化推進計画を堅持し、「第3期鹿沼市行政改革大綱」に基づく実施計画を踏まえ、より一層の簡素化、効率化を進め、対応すべき課題に重点的に対処した予算編成を行ったものであります。
予算規模につきましては、一般会計において330億円、前年度対比0.9%減としたものであります。
歳入につきましては、自主財源の根幹である市税において、不況の影響などにより厳しい状況にありますが、経済活性化の観点から引き続き「かぬま元気アップ減税」を実施し、繰入金について、財政調整基金、減債基金などからおのおのその目的に応じて繰り入れを行い、効率的な活用を図ったものであります。諸収入につきましては、商工費貸付金の元利収入などを計上したものであります。
次に、依存財源につきましては、地方譲与税において「三位一体の改革」による国庫支出金から一般財源振替分の所得譲与税などを計上し、地方交付税、地方消費税交付金などにつきましては、前年度決算見込額や国の動向を勘案し、国県支出金につきましては、児童手当費、府所町市営住宅建替事業費、地域情報化推進事業費、
堆肥化センター整備事業費、
菊沢東小学校屋内運動場改築事業費などが主なものであります。
さらに、市債につきましては、
西中学校校舎改築事業など19の事業に係る建設事業債、市民税など減税補てん債及び臨時財政対策債を計上しましたが、後年度の財政運営への影響を考慮し、対象事業の厳選に努めたものであります。
一方歳出につきましては、
自然体験交流センター整備事業費、
JR日光線新駅整備事業費、
中心市街地新
拠点整備事業費及び制度融資の充実を図った中小企業経営対策事業費や地場産材の需要拡大など
地域経済活性化対策事業に重点的に取り組むほか、ハード事業として、新規に、
サッカー場整備事業費、
みどりが丘小学校校舎増築事業費、南摩地区コミュニティ施設整備事業費、市町合併の準備として光ファイバー幹線整備などの情報インフラ整備事業、
石川小学校学童保育館の整備事業、
リサイクルセンターへの
太陽光発電設備の整備などを計上し、継続事業として
堆肥化センター整備事業費、やまびこ荘改築事業費、府所町市営住宅建替事業費、各土地
区画整理事業費、
西中学校校舎改築事業費、
菊沢東小学校屋内運動場改築事業費などを計上し、教育、福祉施設の充実や都市基盤の整備促進を積極的に図るものであります。
新規ソフト事業として、とちぎ花フェスタ開催経費、これまでの休日に加え夜間診療を行う休日・
夜間急患診療所費、子育て支援としての病後児保育事業、休日の月曜日にごみ収集を行うハッピーマンデー事業経費などを計上したものであります。
継続事業では、かぬまブランド推進事業費、地域情報化推進事業費、行政改革の推進としてISO9001、14001の認証拡大経費などを計上したものであります。
なお、地方債につきましては、第2表のとおりであります。
議案第4号 平成17年度鹿沼市
国民健康保険特別会計予算につきましては、療養諸費、高額療養費、老人保健拠出金、介護納付金などの必要経費を計上し、この財源として、国民健康保険税、国庫支出金、療養給付費交付金、一般会計からの繰入金などを充て、予算総額を74億2,230万円とするものであります。
議案第5号 平成17年度鹿沼市
公共下水道事業費特別会計予算につきましては、管渠建設事業費、終末処理場建設事業費、西沢
特定環境保全公共下水道建設事業費などを計上し、この財源として、分担金及び負担金、使用料、国庫支出金、市債、一般会計からの繰入金などを充て、予算総額を33億600万円とするものであります。
なお、債務負担行為及び地方債につきましては、それぞれ第2表、第3表のとおりであります。
議案第6号 平成17年度鹿沼市
簡易水道事業費特別会計予算につきましては、西部簡易水道建設事業費、各施設維持管理費などを計上し、この財源として、負担金、使用料、市債、一般会計からの繰入金等を充て、予算総額を9,350万円とするものであります。
なお、地方債につきましては、第2表のとおりであります。
議案第7号 平成17年度鹿沼市
公設地方卸売市場事業費特別会計予算につきましては、公設地方卸売市場施設維持管理費などを計上し、この財源として、使用料、諸収入などを充て、予算総額を1,790万円とするものであります。
議案第8号 平成17年度鹿沼市
見笹霊園事業費特別会計予算につきましては、見笹霊園整備事業費、見笹霊園管理費などを計上し、この財源として、使用料及び手数料などを充て、予算総額を2,590万円とするものであります。
議案第9号 平成17年度鹿沼市
老人保健特別会計予算につきましては、医療給付費、審査支払手数料などを計上し、この財源として、支払基金交付金、国県支出金、一般会計からの繰入金などを充て、予算総額を68億2,520万円とするものであります。
議案第10号 平成17年度鹿沼市
農業集落排水事業費特別会計予算につきましては、農業集落排水処理施設管理費、農業集落排水建設事業費などを計上し、この財源として、使用料、県支出金、市債、一般会計からの繰入金などを充て、予算総額を5億7,960万円とするものであります。
なお、地方債につきましては、第2表のとおりであります。
議案第11号 平成17年度鹿沼市
介護保険特別会計予算につきましては、居宅介護サービス給付費、施設介護サービス給付費、居宅支援サービス給付費などを計上し、この財源として、保険料、国県支出金、支払基金交付金、一般会計からの繰入金などを充て、予算総額を38億2,300万円とするものであります。
議案第12号 平成17年度鹿沼市
水道事業会計予算につきましては、収益的収入及び支出において、収入総額を12億9,718万3,000円、支出総額を10億5,495万3,000円計上し、資本的収入及び支出においては、収入総額を2億5,981万6,000円、支出総額を5億6,580万9,000円計上するものであります。
議案第13号 平成16年度鹿沼市
一般会計補正予算(第3号)につきましては、平成16年度
一般会計予算の総仕上げとして、歳入歳出のおおむね確定したことによる補正を行うものであります。
歳入につきましては、市税、国県支出金、財産収入、市債などの増減額を計上し、歳出につきましては、地域情報化推進事業費、国民健康保険特別会計繰出金、下横町周辺土地
区画整理事業費、府所町市営住宅建替事業費などの増減額など所要の調整を行い、残りを予備費に計上したもので、この補正額を1億2,303万円の増とし、予算総額を343億7,950万7,000円とするものであります。
なお、継続費の補正、繰越明許費及び地方債の補正につきましては、それぞれ第2表、第3表、第4表のとおりであります。
議案第14号から議案第20号までにつきましては、平成16年度特別会計予算の総仕上げとして、各特別会計の歳入歳出全般に検討を加え調整したもので、国民健康保険特別会計につきましては、国民健康保険税、国庫支出金、一般会計繰入金、保険給付費、老人保健拠出金などの増減額を計上し、公共下水道事業費特別会計につきましては、国庫支出金、市債、管渠建設事業費などの増減額を計上し、簡易水道事業費特別会計につきましては、負担金、一般会計繰入金、市債、西部簡易水道建設事業費などの増減額を計上し、公設地方卸売市場事業費特別会計につきましては、一般会計繰入金、公設地方卸売市場施設維持管理費などの増減額を計上し、老人保健特別会計につきましては、支払基金交付金、国県支出金、一般会計繰入金、老人医療給付費を増額し、農業集落排水事業費特別会計につきましては、一般会計繰入金、農業集落排水建設関係職員給与費を増額し、介護保険特別会計につきましては、介護保険料、一般会計繰入金、居宅支援サービス計画給付費などの増減額を計上するなど所要の補正を行うものであります。
なお、公共下水道事業費特別会計に係る繰越明許費及び地方債の補正につきましては、それぞれ第2表、第3表に、簡易水道事業費特別会計に係る地方債の補正は第2表のとおりであります。
議案第21号から議案第24号までは、上都賀郡粟野町を廃し、この区域を鹿沼市に編入することについてであります。
議案第21号は、編入することについて、栃木県知事に申請するためのものであります。
議案第22号は、編入することに伴う財産処分について、粟野町と協議するためのものであります。
議案第23号は、編入することに伴う議会の議員の定数について、粟野町と協議するためのものであります。
議案第24号は、編入することに伴う粟野町の
農業委員会の選挙による委員の任期について、粟野町と協議するためのものであります。
議案第25号 鹿沼市
指定金融機関の指定につきましては、本市
指定金融機関株式会社足利銀行に対する指定期間が平成17年3月31日をもって満了となるので、引き続き同銀行を指定するためのものであります。
議案第26号 町及び字の廃止並びに町及び字の区域の変更につきましては、県営岩崎地区
土地改良事業施行の結果、事業実施後の現況に符合しない町及び字の区域が生じたので、その区域の町及び字を廃止して全面的に変更するためのものであります。
議案第27号 市道路線の認定につきましては、上南摩地区内における思川開発事業南摩ダム建設上南摩代替地(思い川団地)造成事業に伴い、築造された道路を市道に認定するためのものであります。
議案第28号 鹿沼市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の制定につきましては、地方公務員法の一部改正に伴い、本市の人事行政の運営などの状況を市民に公表することにより、人事行政の公正性及び透明性を高めるためのものであります。
議案第29号 鹿沼市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例等の一部改正につきましては、地方公営企業労働関係法の一部改正に伴い、引用法律名などを整理するためのものであります。
議案第30号
公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部改正につきましては、国家公務員の給与改定に準じて
寒冷地手当を平成18年度以降廃止するとともに、地方公営企業労働関係法の一部改正に伴い、引用法律名などを整理するためのものであります。
議案第31号
鹿沼市議会議員の報酬及び
費用弁償等に関する条例等の一部改正につきましては、栃木県内に旅行した場合の日当の支給額を改めるためのものであります。
議案第32号 鹿沼市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正につきましては、栃木県内の旅行をした場合の日当の支給額を改めるとともに、学校薬剤師の報酬の額の引上げ及び休日急患診療所における特別職の職員の職名の変更を行うためのものであります。
議案第33号 鹿沼市長等の給与及び旅費に関する条例の一部改正につきましては、国家公務員の給与改定に準じて市長等の
寒冷地手当を平成18年度以降廃止するとともに、栃木県内に旅行した場合の日当の支給額を改めるためのものであります。
議案第34号 鹿沼市一般職の職員の
寒冷地手当の支給に関する条例の廃止につきましては、国家公務員の給与改定に準じて一般職の職員の
寒冷地手当を平成18年度以降廃止するためのものであります。
議案第35号 鹿沼市
技能労務職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正につきましては、国家公務員の給与改定に準じて
技能労務職員の
寒冷地手当を平成18年度以降廃止するとともに、地方公営企業労働関係法の一部改正に伴い、引用法律名を整理するためのものであります。
議案第36号 鹿沼市公の施設における
指定管理者の指定の手続等に関する条例の制定につきましては、本市の施設への
指定管理者制度の導入に必要な手続などを定めるためのものであります。
議案第37号 鹿沼市
教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部改正につきましては、国家公務員の給与改定に準じて教育長の
寒冷地手当を平成18年度以降廃止するとともに、栃木県内に旅行した場合の日当の支給額を改めるためのものであります。
議案第38号 鹿沼市
文化財保護条例の一部改正につきましては、文化財保護法の一部改正に伴い、引用条項を整理するためのものであります。
議案第39号 鹿沼市休日
急患診療所条例の一部改正につきましては、休日の日中のほか、夜間も救急患者に対する応急医療を行うためのものであります。
議案第40号 鹿沼市
農業委員会の
農地部会等の委員の定数に関する条例の一部改正につきましては、
農業委員会等に関する法律の一部改正に伴い、
農業委員会の委員を推薦する団体に土地改良区を加えるとともに、農地部会の選任による委員定数の構成を改めるためのものであります。
議案第41号 鹿沼市
都市公園条例の一部改正につきましては、仁神堂町地内に、こばと公園を設置するためのものであります。
議案第42号 鹿沼市
下水道条例の一部改正につきましては、
特定環境保全公共下水道の使用料を定めるためのものであります。
議案第43号 鹿沼市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正につきましては、国家公務員の給与改定に準じて企業職員の
寒冷地手当を平成18年度以降廃止するとともに、地方公営企業労働関係法の一部改正に伴い、引用法律名を整理するためのものであります。
議案第44号 鹿沼市助役の選任につきましては、本市助役渡邉南泱氏が平成17年3月9日をもって任期満了となるので、引き続き同氏を選任するためのものであります。
議案第45号 鹿沼市収入役の選任につきましては、本市収入役鈴木茂氏が平成17年3月31日をもって任期満了となるので、引き続き同氏を選任するためのものであります。
議案第46号及び議案第47号は、鹿沼市
固定資産評価審査委員会委員の選任についてであります。
議案第46号は、本市
固定資産評価審査委員会委員岩本文雄氏が平成17年3月23日をもって任期満了となるので、引き続き同氏を選任するためのものであります。
議案第47号は、本市
固定資産評価審査委員会委員宇賀神良夫氏が平成17年6月6日をもって任期満了となるので、引き続き同氏を選任するためのものであります。
以上で説明を終わります。
○議長(船生哲夫君) 提案理由の説明は終わりました。
続いて、日程第4、議案第44号 鹿沼市助役の選任についてを議題といたします。
お諮りいたします。本件については、人事案件でありますので、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(船生哲夫君) ご異議なしと認めます。
したがって、直ちに採決いたします。
お諮りいたします。議案第44号については、原案のとおり渡邉南泱氏の選任に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起立多数)
○議長(船生哲夫君) 起立多数であります。
したがって、議案第44号については原案に同意することに決しました。
この際、助役から発言を求められておりますので、これを許します。
助役、渡邉君。
○助役(渡邉南泱君) 就任前ではございますが、慣例ということでございますので、本会議の貴重な時間をおかりいたしまして、一言お礼のごあいさつを申し上げます。
ただいまは、私の選任に関する議案につきまして、議員各位の格別なるご高配により、多数のご同意を賜り、まことにありがとうございました。再び助役という大任を仰せつかることになり、不肖私にとりまして身に余る光栄と存じますとともに、職務の重大さに身の引き締まる思いであります。
過去8年間、微力な私がこの職責をともかく務めることができましたのは、ひとえに議員各位を初め関係者の方々のご指導、ご鞭撻のたまものであると存じます。助役に再任されました以上、心を新たにして、阿部市長のもとに新しい元気な鹿沼の建設のために市政の推進に最善の努力を尽くす所存でございます。
どうか議員各位におかれましては、これまでに倍するご指導、ご鞭撻を賜りますよう切にお願いを申し上げまして、簡単でございますが、お礼のごあいさつにかえさせていただきます。
ありがとうございました。よろしくお願いいたします。
○議長(船生哲夫君) 続いて、日程第5、議案第45号 鹿沼市収入役の選任についてを議題といたします。
お諮りいたします。本件については、人事案件でありますので、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(船生哲夫君) ご異議なしと認めます。
したがって、直ちに採決いたします。
お諮りいたします。議案第45号については、原案どおり鈴木茂氏の選任に同意することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(船生哲夫君) ご異議なしと認めます。
したがって、議案第45号については原案に同意することに決しました。
この際、収入役から発言を求められておりますので、これを許します。
収入役、鈴木君。
○収入役(鈴木 茂君) 貴重な時間をおかりいたしまして、一言お礼のごあいさつを述べさせていただきます。
ただいま私の人事案件に対し、議員の皆様方の格別なるご高配により、選任のご同意を賜りましたこと、まことにありがとうございました。再び収入役という大任を仰せつかり、改めて身の引き締まる思いでございます。今日まで皆様方の温かいご指導をいただきながら職責を果たすことができましたことに対し、深く感謝を申し上げます。
しかしながら、一方では足利銀行が破綻をするというかつて例のない大きな問題に遭遇いたしました。幸いにして
指定金融機関としては大事に至りませんが、私、また収入役として大変ショッキングな体験をしたところでございます。
このたび、再任をされるに当たり、これまでの経験を踏まえ、公金のより一層の安全確保を図り、また今日ますます厳しくなっております財政状況に対しましても、適正な収支管理に努めてまいる所存であります。
さらに、また阿部市長が掲げております元気なまち鹿沼をつくるために、スタッフの一人として最善の努力をしてまいる所存でありますので、どうか議員の皆様方には今後ともより一層のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、御礼のごあいさつとさせていただきます。
ありがとうございました。よろしくお願いいたします。
○議長(船生哲夫君) 続いて、日程第6、議案第46号 鹿沼市
固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。
お諮りいたします。本件については、人事案件でありますので、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(船生哲夫君) ご異議なしと認めます。
したがって、直ちに採決いたします。
お諮りいたします。議案第46号については、原案どおり岩本文雄氏の選任に同意することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(船生哲夫君) ご異議なしと認めます。
したがって、議案第46号については原案に同意することに決しました。
続いて、日程第7、議案第47号 鹿沼市
固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。
お諮りいたします。本件については、人事案件でありますので、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(船生哲夫君) ご異議なしと認めます。
したがって、直ちに採決いたします。
お諮りいたします。議案第47号については、原案どおり宇賀神良夫氏の選任に同意することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(船生哲夫君) ご異議なしと認めます。
したがって、議案第47号については原案に同意することに決しました。
以上で本日の日程は全部終了いたしました。
お諮りいたします。明日2日から4日まで、及び7日、8日を議案調査のため休会いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(船生哲夫君) ご異議なしと認めます。
したがって、そのように決定いたしました。
なお、9日は、定刻から本会議を開き、議案に対する質疑並びに市政一般質問を行います。
本日はこれで散会いたします。
(午前11時11分)...